そらふねタロット~fortune telling~

心に勇気と青空を。

Tarology: コワモテのタロットカードたち(笑)をKagla流で紹介します。

タロット占いを怖がる人たちの気になっているポイント、

いわゆる「よくない」カードたち。

絵柄が怖いというだけで、

その存在だけで忌み嫌われます。

中身はいい人なのに、

顔が怖いというだけで嫌われている、

誰かさんとよく似ていますね(だれだ?)

 

そんなカードメンバーたちの素顔を、

その役割も含めて、Kagla流に解説いたしましょう。

この話を読んでくだされば、

本当に怖いのは「人の心の闇」だとわかります。

 

 大アルカナのブラックトリオ「悪いのはどっちだ」

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13番「死神くんの悩み」

夜中の墓場。

人魂がうろうろしていて、

やりたいことがまだあったんだと訴えてくる.

死神は、4人のうち、3人を生き返らせます。

 

よみがえらせた理由は以下の通り。

「司祭ならば、人の相談を聞いてやれ。

人の争いがなくなるよう、人のために働け」

「母親は子供を私物化せず、

子供が将来たくさんの人の役に立つように、

教えて育てなさい」

「子供は大人の姿を見て、

自分が将来どうなりたいのか、

よく考えて育ちなさい」

 

3人の反応。誰も喜んではいないですよね。

司祭いわく、

「あなたの足元の、領主も早く生き返らせてほしい。

私の教会再建や、領民に課す重税を考えてくれるのは、

彼しかいない。領民の不満がつのれば、

話を聞くだけで私の存在が貴重になるのだ」

 

母親はそっぽを向いて、

「たまたま子供が生まれたからって、

国の仕事みたいに子育てを語らないで。

家庭の方針てやつだわ。

子供をどう育てようと、親の自由でしょ」

 

子供は、死神をまっすぐ見上げます。

「ぼくの役割はわかりました。

ただ、環境を変えて欲しいです。

どこかほかの国に生まれ変わって、

きちんとその国を支える大人になりたい」

 

死神の判断は夜明けとともに。

 

司祭は「地獄で反省会ツアー」に招待。魂を抜きます。

 

子供の望みはかなえることにしました。

一度魂を抜きますが、天国の天使たちに渡して、

子供にふさわしい国へ、送ってもらいます。

 

母親には、本人の望むとおり、

「自由にするがいい」お構いなしということです。

 

目前で魂を抜かれて死んだ子供に呆然とする母親。

彼女は、そんなつもりではなかったと、

泣いています。

 

死神くんは、

どんな気持ちでその場から立ち去ったのでしょうか。

骸骨コワモテで感情はわかりません。

 

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15番「悪魔もくわない二人」

エデンの園から来た囚人ナンバー1番、2番。

では書類を作るので記念写真を。

 

女性「リンゴの1個くらい食べたぐらいで、

クサリつなぎなんて最悪~」

男性「俺、素直にもらって食べただけなのに」

 

悪魔は、天国の神様から二人が反抗期だと、

聞かされています。

なぜルール破りが良くないのか、

ちゃんと説明しようとしましたが、

二人は聞き入れません。

 

二人が動き回ってクサリが絡むので、

危ないから台座のリングに固定して、

手下に登録写真の準備を命じた悪魔。

 

手下たちはまじめに働きます。

地獄らしい写真をと、

二人の頭に角のカチューシャもつけて、

(かわいらしく)

いざ、撮影。

 

「天国の神様にも見せる報告書の写真だから、

おとなしくしてなさい」

と悪魔に言われて、

人間たちは、これは神様の嫌がらせなのだと、

受け取りました。

それなら自分達も、仕返ししようと、

二人は動きますが、けつまづいて、

 

(手下たち、歯を向いて、大爆笑。)

 

鎖が、ついに絡まってしまいました。

女性「ちょっと!離れてよ」

男性「痛いだろうが!お前こそ」

 

悪魔は深く深く、ため息。

 

神様に渡す報告写真の中で、

悪魔の表情は、「だめだこりゃ」

 

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16番「儚い塔の物語」

雷雲が接近中。

閉じ込められた姫君を救うため、

勇者たちが次々に 塔に向かいます。

雷雲がすぐそばにいることを、

塔の中の姫君、最初に入った若者は、知りません。

 

塔の中は狭いので、

勇者たちが全員一度に入ることはできないのです。

順番待ちをしながら、

他の勇者たちが雷のことを伝えようと、

声を張り上げていますが、

二人には、届きません。

 

長い幽閉生活で、

身の回りの生活用品が増えた姫君は、

何とか全部持って出られないか、思案中。

 

一番乗りに気をよくしている若者は、

外の順番待ちグループに、

「うるさい。

俺が姫を連れ出して、

お嫁さんにするんだ」

勝手なことを叫んでいます。

 

雷の神様は、天国会議での決定に従い、

人間の作った高すぎる塔を、

破壊する仕事を請け負いました。

 

神様としては、

姫が塔を出るまで、

雷を落とすのを待っていたのですが。

 

この状況をしばらく見ていて、

退屈になって、あくびをした途端、

神様の手元が滑って、

雷スイッチが入ってしまいました。

 

結果は、絵柄の通りです。

順番待ちの連中は、

散り散りになって逃げ去りました。

 

雷の神様、深く深くため息。

「余計な仕事増やしたって、

死神くんと悪魔どのに、叱られる~」

 

Kagla流、カードたちの持つ魅力。

漫画やアニメにもなりそうな、

キャラクター個性豊かなカードたち。

 

占い現場での彼らは、

事前に気がついたことは教えてくれます。

コワモテ連中が出るときは、

ここしばらくは注意して生活すれば、

よいだけのこと……

 

いたずらに怖がったり、

悪運を想像して引き寄せることは、

人間のすることなのです。

 

ならば、

逆に彼らの存在を理解すれば、

対処できますよね。

 

こわくないでしょ?

 

 

 

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